GATE RULER Ⅲ
ーHELL or HEAVENー
「GATE RULER」の「GATE」(入り口)は、広いのか?
昨今、カードパワーのインフレに伴い、新規加入が困難になっている。
古参と新参の格差が半端ではないからだ。
「でも、ゲートルーラーは新規のカードゲームだから関係ないじゃん?」
という話では済まされない。
カードパワーのインフレに伴い、プレイヤーのインフレ(?)も起きてしまっているように感じるからだ。
例として
・極端なシャカパチ
・隙あらば狙うジャッジキル
・遅延行為によるライフ差で勝つ
・カジュアル勢への蔑みetc・・・
この勝利への貪欲さ、見事な騎士道精神だ。
しかし、たゆまぬ自己研鑽の末たどりついたこの境地に、今日初めてショップに来た人間が馴染めるだろうか。
あるいみ新入社員や、新入生に通じるところがあるかもしれない。
不安と期待を胸に初めて足を踏み入れるそこは、地獄か天国か。
暖かく迎えてもらえれば、その人の転機になるだろうし、値踏みするような視線にさらされれば、渾身の回れ右が炸裂することだろう。
カードショップにいる人間にとってカードゲームは至高の娯楽であり、生きがいだ。
高レアリティの立ち並ぶショーケースは、どんな展覧会より価値がある。
大会なんて出ようものなら、どんなアトラクションより刺激的な体験ができる。
そこはもはや、人生のテーマパーク。
その無上の楽しみを、次の世代に引き継げるかどうか。
それは、ひとりひとりの意識にかかっていると思う。
最近よく耳にする言葉だ。
「ウイルス感染拡大防止は、ひとりひとりの意識が必要だ」などと。
このように道徳に基づいた部分が筆者の本心ではあるが、実はリアルに根ざしたシビアな側面もある。
まず、カードショップはボランティア団体ではないということだ。
ビジネスである以上、利益を上げ続けないと存続ができないのは天地がひっくり返っても揺るがない現実としてある。
その為には、新規開拓は必須であり、それが出来ないと終焉が近づくことを意味する。
自分の行く店を守るには、自分から周囲に営業をかけるくらいのことが必要なのかもしれない。*やりすぎ
とはいえ今より少しだけ広い視野をもって行動することは、カードに限った話ではなく、今後の自分の人生もより充実してくるのではなかろうか。
まとめると、
・新規は店を存続させていく上で重要な要素。
・変化がないものはいずれ消える。
・後輩に見られているつもりで振舞ってみる。
結論として、「GATE RULER」の発売は心から楽しみにしているし、その上でカードゲーム界隈が賑わっていくことも超絶願っている。
だから・・・だからどうか、カードショップの新人が「来てよかった」と思える先輩の姿勢を見せてやって欲しい。
「次回は、カードの紹介しようかな」とか言いながら個人的な思想だけで終わってしまった。。。
PS.あの。。。。その。。。。。コメントをください!!読んで下さった方がどんな風に感じたのかとても気になっています!!!頂いたコメントには、必ずリアクション致しますのでよろしくお願いしますm(__)m