GATE RULER 新ルーラー「オーバーロード」発表!!

新ルーラー「オーバーロード」まとめ&考察

 

 

ゲートルーラー情報局で、発表された新規ルーラーが来たので、それの紹介。

 

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O-15 オーバーロード

 

HP11

ATK4

STK3

 

攻撃ゾーン2

守備ゾーン1

セットゾーン2

 

エナジー3枚

初期手札3枚

召喚権2回

 

・ターン開始時君のエナジー3枚選びアクトし、2枚引く。

・君がカードをプレイする際、そのコストで払うエナジーは常に1になる。

・君はターン開始以外にエナジーをアクトできない。

・君は、相手のターンにイベントをプレイ出来ない。

 ※ただしCNTは発動できる。

 

・構築ルール

 

・デッキレベル上限 60

・カウンター上限 16

・2つまでの軍から構築

・デッキ枚数50

・同名カード4枚まで

・レジェンドカード2枚まで

 

 

2弾の「ウィザード」は、守りを意識したスタイルだったが、今回はかなり攻撃的エナジールーラー

単体の戦闘力は、ナイトにATKが+1されただけで他に変わりはない。(この1の差は数字で見るより遥かに大きいが)

しかし、どんなカードも、たったの1コストでプレイできてしまう。

あんなカードこんなカード1コスト

そう、今思い浮かんだそのカードも1コストだ。

 

これまでエナジールーラーを使ってきた人ならわかると思うが、手札に高レベルのカードが溢れかえり、やっとの思いで1枚プレイするジレンマは2000年前から現代に引き継がれている。

 

それが、なんと全て1コスト!!

しかも、毎ターンエナジーが全て起き上がるフル〇起仕様。

手札の隅で、いつもこっちを眺めていた「ハデスの影」3兄弟も1ターンに全部召喚できちゃうわけ。(いや、出さんけど)

もう天国、パラダイス、エデン、桃源郷、言葉では語りつくせない程のめくるめく快楽が押し寄せること請け合い。

 

こうなりゃ、デッキに3コストのパワーカードありったけぶち込みたいところだが、ここでデッキ総コスト上限60という問題が立ち上がる。

アプレンティスで言うなら、たたり2枚積んだ場合の総コストなのでだいぶゆとりは有りそうだが、実際組んでみないとなんとも。

これまでのエナジールーラーなら、上限なしの青天井で、70だろうが80だろうが欲望のまま注ぎ込む事ができたのだが。

 

しかも、全て1コストでプレイできるということのメリットにばかり目が行ってしまい、ドーパミン垂れ流しだったが、なんとレベル0のカードにも1コスト支払う必要がある。

 

Oh・・・orz。

 

つまり、相当強くない限り(具体的にはレベル1相当以上でない限り)レベル0のカードを投入するメリットがない。

 

従来、エナジールーラーのレベル0のカードはなんらコストを払わなくて済む、使い勝手のいいカードだったわけだが、オーバーロードに至っては、レベル2や3のカードと同等に扱わなくてはならない。

 

ここは、構築の段階で特に頭を抱えるポイントになりそうだ。

 

続いて大きな注意点が、相手ターン中にイベントを発動できないこと。

 

ゲートルーラーをプレイしてきたユーザーには、相当衝撃的な文言ではなかろうか。

なんせ、僕たちが今生きていられるのは、エーテルフィールドというイベントによってこの身を守ってきたからだ。

相手ターン中のイベントカードというものは、それくらい多くの人の命を救ってきたハズ。

そんなライフラインを一切絶たれたうえで戦えるのだろうか・・・?

軽く絶望に打ちひしがれる中、唯一希望の光が射すのは「イベントカードが使えない」と限定されている点だ。

つまりユニットは使える。

「聖戦世界のアリス」を始めとした、相手ターン中に使えるユニット軍。

これらが、相手の猛攻を凌ぐ抜け道になりえる。

 

ここでも、注意しておかないといけないのは、「ターンの始め以外でエナジーをアクトできない」ということ。

聖戦世界のアリスのCNTエナジー1枚アクトは使用できない。

ターンの始めに全てエナジーがアクトするのでそこまでデメリットにはならないかもしれないが。

 

相手のターンをいかにして凌ぐか?というより自分のターンをどれだけ厚くプレイ出来るか?が鍵になりそうだ。

 

ここまで、新規ルーラー「オーバーロード」について一通り、まとめたがメリットがデメリットになったりデメリットのように見えてそこまで懸念するような事ではなかったり、奥が深いルーラーとなっている。

 

また、このルーラーカードのPDFファイルも近日中にダウンロード出来るようになるとのこと。

 

 

各方面で、物議をかもすカードゲームではあるが、そこに秘める可能性や魅力は、やはり我々を掴んで離さないのかもしれない。