あーちゃん主催 もぎせん３ 集計記事
～桃色が最強・・・？？～
「もぎせん」をご存知だろうか。
コロナ禍で、大型イベントは、おろかショップ大会すらままならない現状で、それでも「ゲートルーラーを楽しみたい」という熱烈な想いを持つ一人の男「あーちゃん」。
彼は「回らぬなら 回して見せよう メタゲーム」の気概で、いつでも好きな相手と、チャットやビデオ通話のできるサービス「discord」を活用し対戦会イベントを立ち上げた。
それが「もぎせん」だ。
トレカゲートルーラー ハイレアリティパック第2弾 邪神襲来 [1カートン]
トレカゲートルーラー ブースター第2弾 邪神襲来 [1カートン]
回を追うごとにゲートルーラープレイヤー達を魅了し、参加者は増え続ける。
現在開催されている第３回目では、その数「４０人」。
リアルなTCGでも、小規模CSに匹敵する人数となっている。
そんなイベントに我々「ゲートルーラーズ」も参加させてもらったので、今回はその分析と振り返りを綴る。（２人とも予選落ちなので既にギャラリーの仲間入りしていることはナイショ）
少しでも、「メタゲームを知りたい」「どんなデッキを組めばいいのか分からない」という方々の力になれば幸いだ。
トレカゲートルーラー スターターデッキ NYゾンビ事変 デッキ
まずは、見事予選を勝ち上がり、決勝トーナメントに名を連ねているデッキの紹介から
Aブロック代表 シロクマ（A赤桃）
Bブロック代表 kinunyan （A赤桃）
Cブロック代表 ゲッコウガポカリ（K赤桃）
Dブロック代表 ホラタロウ（A黄桃）
Eブロック代表 あーく（K青桃）
Fブロック代表 まいごいぬ（A赤桃）
Gブロック代表 ぽぷ（A赤桃）
Hブロック代表 コロネロ（K黄桃）
※A＝アプレンティス、K＝ナイト
以上８名。
ルーラー比率
アプレンティス ６２．５％（８人中５人）
ナイト ３７．５％（８人中３人）
当初、アプレンティス有利と言われていたが、ナイトもしっかり勝ち上がっている。
しかし、要求されるプレイングスキルは相当なもので、デッキへの理解が深くなければここに残ることは出来なかっただろう。
続いて、
各色の採用率
青 １２．５％
黄 ２５．０％
赤 ６２．５％
桃 １００．０％
色の採用率は、ハッキリと出た。
桃色（マジカルユニバース軍）は、脅威の採用率１００％
次点の赤色（東妖軍）も６２．５%と過半数。
やはり「赤桃アプレンティス」という言葉が初期の初期からあるのは、伊達ではなかったか。
しかし、その赤色も「場合によっては抜ける」ということが、結果に表れている。
逆に桃色は、「なぜ抜けなかったのか」が気になるところで、採用カードの集計をとってみた。
桃色 採用枚数TOP１０
（）内は１デッキ辺りの平均採用枚数
１位
ブラスターキャノン ３２枚（４．００）
２位
エーテルフィールド ２７枚（３．３７５）
３位
ZAPZAPZAP！ ２３枚（２．８７５）
３位（同率）
太陽系バックパッカー ２３枚（２．８７５）
５位
フォトントーピード １８枚（２．２５）
６位
万能ロボ ポジム １６枚（２．００）
６位（同率）
ホラー軍団 サメリアン １６枚（２．００）
８位
マジックイノベーター １３枚（１．６２５）
９位
海王星雪女 １１枚（１．３７５）
１０位
宇宙ジャーナリストクリステル １０枚（１．２５）
上位３つは、１デッキ辺り３枚程度は採用されるという結果に。
多くのプレイヤーが、桃色を入れる理由はこの辺にあるのかもしれない。
１位のブラスターキャノンは脅威の３２枚で、８名すべてのデッキに上限の４枚投入されていたことになる。
ルーラーへの直接ダメージは、終盤のせめぎあいでは、鬼より怖い。
ユニットへの２点火力は、鎌鼬のジョーを落としたり、ガシャドクロのソウルを削ったりも出来る。万能という言葉がこれほど似合うカードは珍しい。
２位のエーテルフィールドは、コスト０で相手の攻撃を１回「０」に出来る。
ナイトでは、エナジーが残っていなくても使える上、アプレンティスでもデッキのコストを全く圧迫しない。CNTも持たないので、強力なCNTカードを枠いっぱい投入可能。
どうみても、優秀な１枚。
３位のZAPZAPZAP！はゲートルーラー最強のCNTと言われるほど。
ファッテイを獲ることも、複数のウィニーを根こそぎにすることも出来る。
どのカードも語り切れないほど強く、桃色の採用率１００％は納得できる。
勝ちに行く上で、外してはならない色だということに気付けたプレイヤー陣の研究も素晴らしい。
集計結果を見て驚いたことが、もうひとつある。
それは、「グランギャラック」の採用率が低いことだ。
町を歩けば「ガシャグラン」という言葉を聞かない日はないというのに、なぜ採用されていないのか。
念のため、桃色のカードの採用枚数は全て数えたのだが、採用率が低い所か実はグランギャラックは「１枚も採用されていない」。
ロボット愛好家の自分としては、俄には信じがたい結果だが呆然としていても仕方がないので、今度は
参加者全体の数字を見て行こう。
ルーラー比率
アプレンティス ５０％
ナイト ４７．５％
ハイランダー ２．５％
これもまた面白い数字で、ナイト派とアプレンティス派はキレイに殆ど１：１の割合だった。
その均衡をわずかに崩したのが、男気溢れるハイランダー。
使用者はなんと、1人。（こういう人に俺もなりたい(笑)）
そして、
色の採用率
黄 ２０．０％
青 ５０．０％
赤 ７０．０％
桃 ６２．５％
なんと、参加者全体でみると赤の方が採用率は高かった。
それでも、次点に桃が食い込んでいる辺り、赤桃は人気かつそれだけのポテンシャルを秘めたカラーリングだという証拠になるだろう。
ちなみに我々の使用デッキは、
そうし 赤桃ナイト
ひろやん 赤青ナイト
で、やはり赤色か、桃色はたまた両方を採用したデッキとなっている。
今後、赤桃をさらなる高みへ押し上げるべく研究を積み重ねる人と、逆に赤桃をなんとか攻略してやろうとする人に分かれていくのだろうか。
トレカ【BOX】ゲートルーラー ハイレアリティパック第2弾 邪神襲来
更に、後１カ月もすれば第２弾も発売される。
ゲートルーラーの今後がより楽しみになるばかり。
最後までお付き合い頂いたことに感謝の意を込めて。
