GATE RULER Ⅶ

ーTatari Jyaaaaaaaaaaaa!!ー

 

一枚特化型カード考察!!

 

なにかと話題のあのカードについて、「あーでもない、こーでもない」と考えをめぐらすぜ。。。

 

一見、ただのディスカードに見えて実は必須レベルと巷でウワサのアイツですわ。

通常ならデッキへ投入する余地がないにも関わらず、ルール公開後は、だれもが納得してしまうといけっち店長が言っているカードがある。

 

その名も・・・・

 

 

 

 

 

 

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(たたりじゃーー!)

 

色々と強烈ですわな。

見た目、名前、テキスト。

ここまで、全てが脳裏に焼き付くカードも珍しい。

 

スペックをまとめていこう

 

・イベントカード

・-5という数字

・アクシデンツというカテゴリ

・東妖という分類

・CNT(カウンター)?

・手札に入った瞬間必ずプレイする

・自分が2ダメージを受ける。

 

イベントカードは、基本、場に伏せてから発動するのに対し、こちらは手札に来た瞬間発動。

この時点ですでに他と一線を画している。

 

そして問題なのは、自分が「2」のダメージを受けるのみというテキスト。

ダメージという概念が存在する時点で、これが一定数溜まると敗北するゲームだということは想像に難くない。

 

にもかかわらず、わざわざ自分にダメージを与えることの意味が普通に考えると謎でしかない。

ドM専用カードなのか?

製作者の池田氏に、いくらMっ気があるからといえ、ただただそのマゾヒズムを満たすためだけのカードとは考えにくい。

 

とすると、状況次第では、この効果が何らかのメリットをもたらすか、カード左上の「-5」という数字が補って余りあるだけの利益を発生するかのどちらかではないかという予想。

 

始めにこの2点自分に入れる自傷行為が有益だと仮定する。

 

・自分のダメージが〇点以上という条件で発動できるカードが存在する。

・自分にダメージが入ったときに、誘発するカードが存在する。

・やっぱりデメリットでしかない

 

の、いずれかだろうか。

 

 

続いて「-5」という数字の有用性。

この数字を読み解くにあたって、そもそも左上の数字はなんなのかを考える必要がある。

思いつくのは、やはりコストサイズ

数字が大きいほど、プレイする条件は厳しくなるが、能力はあがるというもはやカードゲームの原理原則ともいうべき基準。

 

しかし性質上その数値の下限はゼロ」だ。

支払うコストが必要ないなら、ゼロで十分で「-」をつける意味が見当たらない。

しいてあげるなら、「-」をつけることで支払ったコストを復帰させることが出来ること。

ただ、発動タイミングが全く任意ではないためデッキに投入する価値は低く感じる。

 

そもそも手札に入ると強制発動という性質上、このカードの居場所は基本、デッキか墓地ということになる。

デッキにいる時点で何か働きをするとは考えづらいので、そこをいくと実は

「墓地でこそ真価を発揮する」という線はどうだろうか?

 

例えば、

 

・墓地のコストが〇点以下なら発動できる効果がある。

・墓地からコスト〇点以下になるように手札やデッキに戻せるカードが存在する。

(その時、たたりじゃーー!を一緒に選択することで多くのカードを対象にできる)

といった具合に。

 

特にデッキに戻すなら、再び引いてしまう確率はあがるが、強いカードを再利用できるというバランスが成り立つ。

 

ルール上、カードがランダムに墓地に送られる要素があるなら十分投入する理由が生まれるのではなかろうか。

 

まとめると

 

・2点の自傷行為が有益なら、ダメージレースで先行することでメリットが生まれることがある。

・-5が有益なら、コストの引き算で従来より有利なカードの運用ができる。

 

といったところ。

 

いや~考えるほど底なし沼だ・・・。

発売前からこんなに脳を疲弊させてくるとは、「GATE RULER」はすでに始まっているといっても過言ではないかもしれない。

いけっち店長が「情報がすぐに手に入りすぎて自分で考える必要が減ってきている」と言っていたが、その点にも十分すぎる配慮がなされたうえでの情報公開をしているのでだろうか。

全く恐ろしいオッサンである。

しかしそこが最高だ。

 

読者各位の考察もコメントして頂けると、ありがたい。